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さて、予告通り、とあるファンドの話をしますが、調べるほどに、なんだかどうでもいいファンドにしか見えなくなってきています。コスト的に優位であれば、投信として優秀なのでしょうか。投資家が選ぶ1つのパーツとしてはもちろんアリだと思いますが、とりたてて、1位!とする理由がさっぱりわかりません。正直、手数料が10%だろうが20%だろうが、それを上回る成績を残してくれたら、私はOKです。手数料無料でも、運用結果が悪ければ資産運用として何の意味もないと考えるのは、正常な感覚だと思っているのですが・・・
さて、あまり気乗りしませんが(苦笑)レポートします。
予告で出した目論見書は債券でしたね。
実際に1位を受賞したファンドはこちら「CMAM外国株式インデックスe」です。

なんの1位かといいますと、「投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2011」といって、投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたちが支持する投資信託はどれか?証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントだそうです。
ということで、
モーニングスターが選ぶファンドより、よっぽどマシだろうと期待して中身を見てみたのですが、この「CMAM外国株式インデックスe」、なんの変哲もない海外株式に広く分散投資するインデックスファンドで、マーケットに連動するわけですから、当然成績もいまいち。例のごとく、中の上狙いの、気概ゼロなファンドです。
▼設定来の成績

なぜこれが1位なのか、ブロガーが選ぶ・・のサイトを見てもさっぱりわかりません。
見ていて思ったのは、あー、懐かしいな、ということ。
インベスコ投信が出している「MSCIインデックス・セレクト・ファンド・コクサイ・ポートフォリオ」
という長ったらしい名前の投資信託と一緒で、
モルガンスタンレーが出しているMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)という、
日本を除く先進各国の株式へ投資する際の代表的な指数に連動するファンドです。

投資配分はこんな感じです。

先進国の時価総額加重平均、といったところでしょうか。アメリカの行方に左右される感がたっぷり出ています。ちなみにETF(上場投信)では「iシェアーズMSCI コクサイインデックスファンド」というのがありまして、こちらも中身は同じ運用になります。
この3つの差は何か。
差がなければ1位になる理由がありません。
でも運用の中身はまったく一緒なので、あとはコストでしかありません。
3つを並べてみると…

「CMAM外国株式インデックスe」は販売手数料が安い、そして信託報酬も安い、ですね。「MSCIインデックス」のUPFRONT(販売手数)は、新生銀行の販売サイトをみると1.05%になっていますので、インデックスファンドで3%も取ろうなんていう時代錯誤は、実体としてはあり得ないようです。なので販売手数料の差は実体としてはほとんどないと思われ、明確な差として表れているのは、信託報酬ということになります。
しかし、ETF(上場投信)のほうがよりコストが安いのに、選ばれたのは「CMAM外国株式インデックスe」、ということは・・・積立好きな少額投資家が選んだっぽいですね。ETFは積立とか再投資とかが面倒なので、コストと面倒とのバランスのいい「CMAM外国株式インデックスe」が1位に君臨した、、、と。
それにしても、書いてて実につまらないです。このファンド。
先日の記事で紹介しましたが、「よい銘柄を見出す能力のない者がその無知さ加減をカバーするには、分散投資もいいだろう」というバフェット氏の言葉が過ります。
何が儲かるのか?どうやったら儲かるのか!?それにBetしたいと願う投資家の心をまったく満たさない、ひらべったいファンドがなぜ1位なのでしょう。投信ブロガーが選ぶという点がよくないのかもしれません。どこか教科書的なものを感じます。実際に儲かるか損するかという、ほんとうに大事な部分を棚上げして、理想や理屈に走ってファンドを評価するというのは、私は好きではありません。それは、金融機関の逃げ口上とおなじです。
投資は、儲からなければ意味がありません。負けです。
理念は立派ながら大損ばかりしているバフェットだとしたら、誰が見向きするでしょう。
サブプライムで大儲けしたジョン・ポールソンが勝者で、
リーマンショックで大損した長期世界分散な投資家は敗者です。

「負けても仕方がない」という納得の投資がしたければ金融機関やFPを訪ねてください。
「勝ちに行く」という覚悟の投資がしたければ投資顧問やヘッジファンドの戸を叩いてみてください。
それぞれの、責任感の違いがわかるはずです。
[投信の窓口]
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先日、投信の窓口さんのブログ記事「意味不明なファンド・オブ・ザ・イヤー」が、インデックス投信ブロガーの間で話題になっていました。私もこの記事に関係して、意見を述べてみま...
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いや~。非常に興味深い所が・・・。 インデックス積立投資をやられてる方にはそっとしておけと言われそうな気もします。 炎上宣伝用の釣りかもしれませんが、もーあかん釣られまく
Twitterでの、インデックス投資クラスタ界隈で話題になっていたのでつい。 単純な疑問と、あと、個人的に感じる違和感を。 所詮、投資2年生のそれこそたわごとにすぎないですから、ス...